サラリーマンの為の0から始める不動産投資構築術

3年半で資産規模10億円を作り上げた不動産投資構築術をお伝えします

【大家歴10年】工場近くアパートの10年後

土地と金融資産を相続

私は不動産投資歴10年になる34歳の女性で現在はパートタイマーとして勤務しています。私の両親が不動産投資をしています。私の父方の祖父が他界したときに、相続で土地と金融資産を相続しました。
地方にある土地で周りは田んぼしかなく、売りに出しても買い手が見つかるような環境ではありませんでした。固定資産税だけが毎年かかるので悩んでいたら取引をしている金融機関から「アパートを建てて不動産経営をしてはどうか?」と提案がありました。

相続した土地の側には大きな工場

相続した土地の近くには大きな工場があり地方からの単身赴任者も多いのでニーズはあるとのことでした。父親は、自身が年金暮らしになった時に家賃収入が入り家計の足しにできるとも考えてアパート経営のオーナーになりました。
経営をする前は、金融機関が開くアパート経営の勉強会に参加をしたり、同じくアパート経営をしている友人に相談もしていました。また、アパート経営をすることで相続対策にもなるとのことで父親はアパート経営にメリットを感じていました。
アパートローンの借り入れ先は、少しでも低金利で借り入れができる金融機関を探しました。金融機関によって提示される金利が様々で、金融機関にも不動産に強い金融機関と弱い金融機関があることが分かりました。返済期間は長い期間を希望していました。
返済期間を長めに取って、途中で一括返済をした方がメリットがあると友人からのアドバイスでした。金利面と返済期間でこちらの希望する金融機関が見つかり借り入れをしました。
借り入れに際して保証人を立てたり、必要書類を集めたりと手続きが複雑でしたが、金融機関の担当者が段取り良く進めてくれたのでスムーズに契約を行うことができ感謝しています。

アパート経営を始めた当初は、ライバルもいなく満室

アパートができた当時は周りにもアパートが無かったので入居希望者が殺到しました。家賃は7万円台と比較的リーズナブルで、オール電化を採用したので安全面も人気になった要因でした。
工場勤務のサラリーマンの他にも、新婚夫婦が入居して下さって活気のあるスタートが切れました。父親は、自らアパート周辺の草刈りや清掃活動を行いアパートを清潔に保つように心がけていました。

10年後工場の人員削減により空室も増える

不動産経営を始めて10年が経ちますが、今では空室ができるようになりました。不況の煽りで近くの工場も人員削減となり入居希望者が減りました。家賃を下げたり、駐車場代を無料にするなど思考作して入居者を募集している状況です。