【大家歴20年】70歳の男性、家賃の滞り
【大家歴20年】70歳の男性、家賃の滞り
私は年齢は39歳、男性で、工務店に勤務していて会社員です。私の父が工務店とは別にマンションの経営もしています。マンションというのは部屋の間取りで1Kにあたる1人で住む形のマンションです。大家としては20年ぐらい経ちます。マンションにおいてこんなトラブルがありました。
【70歳男性の入居】家賃の滞りと部屋の汚さ
トラブルになったのは男性で、70歳ぐらいだったと思います。トラブルというのは家賃の滞りと部屋の汚さです。その男性が入居したては部屋もきれいでしたし、お金もスムーズに振こんでもらっていました。
【70歳男性突如の離婚】家賃滞る
ある日を境に家賃が滞り始めたのです。その男性は単身赴任なのか、その当時結婚していていましたがうちのマンションに住んでいました。ある日、奥さんと何かあったらしく離婚をしたらしいんです。その話は噂で聞いていたのですが、その離婚をしてから仕事を辞めたらしく、家賃が滞ることになりました。初めは家賃を払ってもらうよう、電話をしたり、ドアに催促状を挟んでいたりしたのですが、なかなか返答がなかったのです。マンションからの出入りはあったので、出ていく瞬間を捕まえて、払うよう促したのですが、払いますと言われしぶしぶ帰りました。それから数日待っていてもうんともすんとも返答がなかったので、再度払うように促しました。
【70歳男性の突如姿を消す】
すると、今度はマンションの出入りもあまりしなくなったので、粘りずよく監視をし、あとは電話をするしかありませんでした。大抵連帯保証人がいてるのでそちらにかけるのですが、そちらの方も電話に出ませんでした。数か月経ったある日、電話に出たので話してみると、相手はマンションの男性ではなく、ケアマネージャーの方でした。事情を話し、相手の男性のことを聞くと、男性は病院に入院しているとのことでした。男性は、体調不良で当分は安静が必要ということでした。ケアマネージャーの人と協議をし、男性は一応貯金があったらしいので、家賃の不足分はそこから捻出してもらうことになりました。
【70歳男性退去後部屋は、悲惨な状態】
そして、もううちのマンションから退去ということになり、その男性の部屋の清掃ということになり、許可を得て、男性の部屋に入りました。すると部屋の至る所に新聞が敷きつめられ、トイレや風呂は完全にカビなど映え、使える状態ではありませんでした。クロスは全部張替、トイレ、風呂のユニットバスはすべて総取替、床には直貼りのフローリングの張替を行いました。さすがに、あの状態から清掃してもカビが充満していたので、お金がかかってもいいから全てをやり替えないと今後客がつかないと思い、そうしました。家賃の滞りと部屋の全リフォームの話でした。